保科先生に演奏会前インタビュー
常任指揮者である保科洋先生にインタビューしました!!
今回の定期演奏会ではマーラーの1番を指揮していただきます☺️
Qマーラー1番の思い出を教えてください💭
作曲家としてマーラーに惚れている。なんで20代でこんな曲をかけたのだろうと尊敬している。その中でも1番は特に大好きで岡大オケにとっても思い出がある。約40年前に開催された大学オケのコンクールで演奏し最初で最後の1位を受賞した記念の曲。
Q先生にとって岡大オケの魅力は何ですか✨
来年で岡大オケに来て60年。自分でも信じらないくらい長い。色々な大学でも指揮したが岡大だけが今でも続いている。やめようと思わない。偶然じゃなくて気づいたら60年経っていた。そういう魅力が岡大オケにある。これからもその魅力を伝えていきたい。
Q部員の皆んなにひとことお願いします🐣
音楽ってメロディやハーモニーがあるけど作曲家の心のうちを表現している。それをどう伝えるかが大事。特にクラシックの中ではマーラーの曲は複雑だが喜怒哀楽が多く分かりやすい。
人間の喜怒哀楽や感情にプレイヤーがどれだけ共感してその気持ちに乗れるか。
良い演奏とは技術より作品の中身をいかに伝えるか。作曲家からお客さんへのメッセージ。作曲家に共感しないと伝わらない。まずはプレイヤーがどれだけ共感できるか。音楽の感じ方には個性があるけど自分が感じたマーラーの音楽を演奏してほしい。岡大オケにしかできない演奏をして欲しい。
Q来場者の皆さんにひとことお願いします💐
大学のオーケストラには音楽が好きな人ばかりで音楽に対しての愛情はプロと変わらない。むしろそれ以上に純粋に音楽を愛してる。
アマチュアにはプロにはできない表現ができる。学生たちは一つのメロディとフレーズにとてつもなく時間をかけて音楽を作り上げていく。大学生には時間がある。技術をカバーするのに費やすのではなく音楽を表現するための時間に使うことができる。これがアマチュアの魅力で私自身もそれを実感している。それをお客さんには聴いてほしい。
以上、先生インタビューでした〜!
たくさんのご来場お待ちしております😊
●岡山大学交響楽団第71回定期演奏会
日時:2024年12月19日(木)
開場:17:30 開演:18:30
指揮者:保科洋 木下雄介
会場:岡山シンフォニーホール
曲目:・マーラー/交響曲第1番ニ長調
・ビゼー/「アルルの女」第二組曲
・エロール/歌劇「ザンパ」序曲
チケットをお買い求めの上、ぜひお越しください!
0コメント