岡山大学交響楽団とは?

 岡山大学交響楽団(以下岡大オケ)は岡山大学校友会の公認団体として、岡山大学の学生及び周辺の大学の学生で構成されるオーケストラです。1949年 岡山大学と共に創設され、70年を超える歴史があります。

 約120人の団員が、夏と冬に行う演奏会に向けて日々練習に取り組み、豊かな自然と太陽に恵まれた地、ここ岡山で音楽活動を展開しています。「プルト制度*」や「プロ指導者のレッスン」、当団常任指揮者の保科洋氏指導による「岡大オケ・システム」などの充実した指導体勢の下、大学から楽器を始めた初心者でも1年程度の練習を経て舞台に上がる事ができるようになります。

 *プルト制度:一対一の個人指導。各パートの3回生の先輩が1回生を個別に指導する制度です。

常任指揮者は世界的に有名な作曲家 保科 洋 氏

 岡大オケでは作曲家・指揮者の保科洋氏を常任指揮者にお迎えしています。保科先生の曲で有名なものには、吹奏楽でおなじみの『風紋』があります。吹奏楽コンクールの課題曲として書かれたこの曲は、現在でも多くの団体が演奏しています。また2009年には、管弦楽作品:ホルン協奏曲「巫女の舞」がイタリアのポルチア国際ホルンコンクール本選課題曲に選ばれました。保科先生は、様々な音楽表現法を、わかりやすく教えて下さいます。先生のもとで音楽をできるのは本当にありがたい事で、毎回の先生との練習を、団員はとても楽しみにしています。保科先生のより詳しい紹介は▼指揮者紹介をご覧下さい。


団員の約半数は大学からその楽器をはじめています。

 入団する団員のうち約半数は、担当している楽器を大学に入学してからはじめています。さらに、その半分は、今まで楽器や音楽団体所属などの音楽経験がほとんどない、まったくの初心者です。岡大オケでは、初心者でもステージに立つことができるよう、万全のバックアップ体制を整えています。ほぼ毎日使う事のできる、団員専用の練習室があり、個人練習や、パート、セクション単位での練習を行うことができます。また、3年生が、1対1で1年生の指導を行うプルト制度や、プロの演奏家を招いての技術指導など、様々な練習法を取り入れています。大切なのは本人の努力ですが、岡大オケではそのやる気を試すことができる環境が十分に整っています。

団員全員がステージに立ちます。

 岡大オケでは、舞台に立つにあたり、オーディションなどの制度を設けておらず、たとえ下回生に楽器経験の豊富な団員がいても、上回生が曲に出演しないという事はありません。大学オケでは比較的珍しい、年功序列の制度を今でも守っています。またOB/OGさんの手も基本的には借りることはありません。私たちは、その年に偶然集まったメンバーで、どれだけの演奏ができるかに挑戦しています。単に上手な演奏ができるメンバーで演奏会を行い、曲の完成度が高ければ、その演奏会は成功!...という訳ではないということです。岡大オケとして、初心者も含めた一つの団体が、どこまでの演奏を行う事ができるか、そこをお客様に見て頂くべく、日々練習に励んでいます。もちろん、手を抜く訳ではありません。自分たちの可能性に挑戦しているのです。そこには、プロにはマネのできない、時間と情熱をかけた、心のこもった演奏があると私たちは考えております。

過去の演奏会映像

 岡山大学交響楽団 第63回定期演奏会より,サブプログラム「祝典舞曲」演奏映像です。


指揮者紹介


常任指揮者

保科 洋

Hiroshi Hoshina


プロフィール

 東京都生まれ。東京芸術大学で作曲を長谷川良夫、指揮法を渡邉暁雄に師事。 第29回(1960年)日本音楽コンクール第1位(管弦楽部門)。東京音楽大学、愛知県立芸術大学、兵庫教育大学で教鞭をとり、2001年3月に兵庫教育大学を定年退職する。 現在兵庫教育大学名誉教授、作陽音楽大学客員教授、浜松アクト音楽院音楽監督。日本バンドクリニック委員会名誉顧問。 作品は、管弦楽、器楽、吹奏楽、声楽にわたるが、特に吹奏楽曲は、邦人作曲家の中では最も高い人気を誇り、高校等の吹奏楽部のレパートリーとして好んで取り上げられている。

  管弦楽分野では、1966年より岡山大学交響楽団の常任指揮者となり、同団を全国的な水準へ押し上げた。現在兵庫教育大学吹奏楽部、岡山大学交響楽団、岡山大学交響楽団OBオーケストラ常任指揮者。 保科アカデミー室内管弦楽団”アンサンブル=ハルモニア”(岡山大学交響楽団OBによる室内楽団)名誉指揮者および音楽総監督。 ゴルフを愛好し、指揮者ではカルロス・クライバー、作曲家ではチャイコフスキーやマーラー、ラヴェルを好む。楽器ではヴィオラを演奏する。 また、作曲家の兼田敏とは東京芸術大学の同級生であり、兼田とともに吹奏楽の普及に尽力する。 2009年、管弦楽作品:ホルン協奏曲「巫女の舞」がイタリアのポルチア国際ホルンコンクール本選課題曲に選ばれた。2015年、瑞宝中綬章を受章。


主な作品

 管弦楽作品

 ・オーケストラのための「寂」(岡山大学交響楽団第20回定期演奏会記念作品)

 ・祀(岡山大学交響楽団第25回定期演奏会記念作品)

 ・祝典舞曲(岡山大学交響楽団第30回定期演奏会記念作品)

 ・オーケストラのための「饗宴」(岡山大学交響楽団第35回定期演奏会記念作品)

 ・創生の詩(吹奏楽版は三木市吹奏楽団委嘱作品、管弦楽版は岡山大学交響楽団第40回定期演奏会記念作品)

 ・管弦楽のための変奏曲(岡山大学交響楽団第45回定期演奏会記念作品)

 ・Jubilant prelude《祝祭前奏曲》(岡山大学交響楽団第50回定期演奏会記念作品)

 ・Requiem 〜ある青年の死を悼んで〜(岡山大学交響楽団第51回定期演奏会委嘱作品)

 ・独奏ホルンのための管弦楽作品「巫女の舞」 

  (保科アカデミー室内管弦楽団第10回定期演奏会にあたり当団OB杉本賢志の為に作曲)

 ・「はだしのゲン」管弦楽セレクション

  (岡山大学交響楽団第55回定期演奏会記念作品。オペラ「はだしのゲン」を管弦楽曲に改編)

 ・風紋(原典版)[管弦楽版] 

  (保科アカデミー室内管弦楽団創立15周年記念特別演奏会にあたり、同名の吹奏楽曲から編曲)

 ・懐想譜 [管弦楽版](保科アカデミー室内管弦楽団第5回定期演奏会にあたり、同名の吹奏楽曲から編曲)

 ・復興 [管弦楽版] (岡山大学交響楽団第60回定期演奏会のため、2013年に同名の吹奏楽曲から編曲)

 全日本吹奏楽コンクール課題曲

 ・カンティレーナ(1976)

 ・風紋(1987)

 ・アルビレオ(1998)

 ・インテルメッツォ(2017)

 関連リンク

 ・Hosshina Music Office(保科洋先生事務所公式HP)

指揮者映像

 岡山大学交響楽団の2010年サマーコンサートより、メインプログラム「シェエラザード」とアンコール「眠りの森の美女よりワルツ」指揮者映像です。

過去の演奏会映像

 岡山大学交響楽団の2016年サマーコンサートより、メインプログラム「シェエラザード」の映像です。



サブコンダクター

秋山 隆

Takashi Akiyama

プロフィール

 当団OBのサブコンダクター/昭和40年岡山市に生まれる。高松中学校吹奏楽部にて奥原弘己氏に指導を受け当時新設の岡山一宮高校に進学。昭和58年岡山県では初の学生指揮者による吹奏楽コンクールA部門金賞受賞として注目される。昭和59年岡山大学医学部入学と同時に,岡山大学交響楽団にトランペット奏者として入部。現役時代には学生指揮者を務め、昭和62年の第2回全日本大学オーケストラコンクール第1位獲得に貢献する。卒部後サブコンダクターとして、常任指揮者保科洋氏のアシスタントを行い今日に至る。

 平成6年、室内管弦楽団を同級生後輩らと独自に組織し、保科アカデミー室内管弦楽団“アンサンブル=ハルモニア”責任者兼指揮者として活動。トランペットを鈴木勝久氏に師事。指揮法を奥原弘己氏,保科洋氏,David Milnes 氏に師事。平成14年、岡山県倉敷市の川崎医科大学に赴任。現在は病理学1・准教授。医学博士、病理専門医。


運営スタッフ

常任指揮者

保科 洋

副指揮者

秋山 隆

顧問

阿保 達彦

 岡山大学自然科学研究科教授

応援団長

原田 幹男

部長

次田 英明

コンサートミストレス

相原 響

学生指揮者

竹山 一彰

外務


内務


渉外


広報


パート紹介